新潟県Ｏ湖での話です。
足元2m位の深さのところに沖に向かって横枝が長く張り出したヤブが沈んでいます。
フローティングミノーを水面に落とすと、イワナがヤブ先の深みからスーと浮上して来ます。
これはいけそうと躍らせて誘いをかけるのですが、ミノーの下50cm位までは接近するもののＵターンしてしまいます。
何度か繰り返しましたが同じです。
1時間程休ませる間に作戦の立て直しです。
今度は、底の方にイワナの姿が現れたら（ミノーを躍らせずに）ゆっくりとリーリングを開始。
イワナが更に接近したら、『捕まらせないぞ！』とばかり逃げるようにスピードリーリング…。
イワナも猛スピードで追って来て岸際でとうとうヒットしました。
この作戦で連続ヒットとなりました。
シンキングミノーを持ち合わせていたら違った展開になっていたかも知れません。
