ハンドメイドミノー『Jyami(ジャミ)』の特徴
Fタイプ (背色:黒) | Sタイプ (背色:赤) | 表~上層用 フローティング | 上~中~深層用 シンキング |
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1.相反ダブルリップとガードワイヤーの効果
●『Jyami』は、メインリップの後に反対角度でアシストリップを施した、相反ダブルリップミノーです。メインリップはミノーを潜行へアシストリップは浮上へと働きます。ロッドワークやリーリングでの操作が、リップ間の水圧バランスを瞬時に変化させてアクションに繋げます。Sタイプでは、カウントダウンとこの操作を調節しながら、スプーンのように広域を自在に攻略出来ます。
●アイとメインリップ(Sタイプはアシストリップ)間を結ぶガードワイヤーは、不測の底当たり時にミノーを弾かせる役目と、湖底を素早くキャッチするセンサー役を果たします。
【1】相反ダブルリップのミノーアクション
(2)ロッドティップを構える位置(高さ)とリーリングスピードの調節で、ネライの水深をバランスよく泳ぎます。
(3)Sタイプは、上層(カウントダウン0〜)から深層までの幅広い水深を、スプーンのように自在に攻略出来ます。
(4)Sタイプも、ロッドティップを高く構えたリーリングで、より表層の攻略が出来ます。
(5)Sタイプは、泳がせる水深を大きく変化させながらの攻略などに、そのリーリングとロッドワークにリズミカルに追従します。
(6)Sタイプは、攻略層を逃げ惑うベイトフィッシュに限らず、深層から水面に向かって追い上げられる魚などをロッドワークやリーリングで容易に演じられます。
(7)魚を引き付けるイレギュラーアクションを、ロッドワークやリーリングの強弱に合わせて俊敏、複雑に演出します。
(8)足元や遠浅ポイントでのミノーの底当たりを、ロッドのあおりにアシストリップの浮上作用が同時に働き、素早く遠ざけます。
(9)Sタイプは、シンキングミノーで起こり易いヘッドからのキリモミ沈降を、アシストリップが抑えてライン絡みを防ぎ、手返しの良い釣りが出来ます。
【2】ガードワイヤーの働き
ガードワイヤーは底当たり時に支点(テコ)となって、ミノーをいずれかの方向に弾かせて逃がし、瞬時のロッドあおり(ミノー浮上)操作に結びつけるための、底当たり検知センサー役を果たします。
(※フックが刺さりやすい、絡まりやすい沈殿物には十分注意してください。)
(2)根がかりが避けられるポイントでは、ガードワイヤーの底当たり検知センサーを活かしながら、(カケアガリなどの)湖底すれすれを攻略することも可能です。
(3)リップの強化も図っています。
2.『Jyami』のアピールデザイン
(2)逆光、弱光でも反射光沢が消えにくいベイトフィッシュの側線上のラインを、ウロコ模様の裏側から透ける夜光(蓄光)色を忍ばせて表現しました。朝夕マズメのゴールデンタイムにも高い視認性があります。
(3)ミノー形状(のシルエット)は左右からは側へん型、上下前後からは紡すい型や縦へん型の魚に、それぞれの形のベイトフィッシュに見立てられるようにしています。
(4)本体は、バルサでヒノキを挟んだ木軸からフォルムを削り出しています。その高い浮力にウェイトを埋め込むので、よく泳ぎ、遠投性のあるミノーになっています。