当時、年に一度は訪れていた新潟県O湖。上流ダムの放水が始まると魚も活発に動き出します。
浅く澄んだ大きなプールにも徐々に流れが入って増水し始めた時、小型のウグイの群れが入ってきました。
イワナが群れを追尾したり、沈んだヤブで待ち伏せしている姿を何度か目撃したことが有ります。
すかさずミノーを群れの後ろにキャストし、踊らせながらリーリングに入った途端、強烈な当たりが来ました。
寄せに苦戦しているうちにラインが水中の切り株に巻かれ、それをテコに(3号ラインが)一瞬で切られてしまいました。
その直後、ミノーをくわえたまま横倒れ状態で岸近くを回転していったイワナは、60cmを十分に超える魚体でした。
悔しいですが、餌が捕れるようにミノーが外れてくれることを祈りました。
O湖のイワナ(40cm)