雪解け水の濁りが消えない満水時期の栃木県Ⅰ湖、湖岸の柳が上部を残して並んだ状態で沈んでいます。

水辺は少々歩き難く、木の枝が覆い被さってキャストの距離を出せないポイントでしたが、同行の友人が隣で次々に中小のサクラマスを引き出します。

ほぼ全面が夜光(蓄光)色の10gスプーンでした。

薄濁りの水色に、逃げ惑うエサのワカサギと夜光色の明度がマッチングした結果と思われます。

私もあやかって最終的に2人で20尾超。

その後、様々なフィールドや魚種で夜光色が有効な場面に数多く出会いました。

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※この体験から麓水(ろくすい)のジャミは夜光色にもこだわり、忍びデザインとして施しています。

朝・夕マズメのゴールデンタイムで活発にエサを追う魚からの視認性に優れ、チャンスを逃さないミノーです。

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全体の輝きが抑えられがちな条件の時でも(多くのベイトフィッシュに見られる)側線上部の一筋の輝きがアピールし続けられるように、ウロコ模様の裏側に夜光ラインを施しています。